俺の名前…俺の名前…俺の名前……
頭の中でこの人の言ったことをリピートしてみる。
や、やっぱり中川大翔くんだったんだ!!
そう言えば周りに異常なほど女子が多いかも。
と、とりあえず謝らなきゃ!!
「ごめんなさい!!!!」
あたし頭を深~く下げて謝った。
あぁー
機嫌損ねてたらどうしよ…
もしそうだったららあたしここの高校の全女子敵に回しちゃうよ?!
「別いい。俺は大丈夫。てかおまえは??」
え…
許してくれたの?!
「だ、大丈夫です!!」
あたしは下げていた頭を起こしニッコリ笑って答えた。
なぁんだ♪
意外といい人じゃん♪
