「おっ、ついたぁ~!」 あたしがやっと着いたのかと見上げた建物はそこらへんに立っている怪しい建物の何倍も怪しかった。 「さ、こんなとこにつったっててもしょうがないからなかはいろっか?」 「あ、はい。」 あたしはできるかきり外に居たいんですけど・・・ なーんて言えるはずもなく、あたしはその建物の中にはいってしまった。