「あっ、劉っ!」

「お、おう・・・。」

こっちこっち、と手を振ると

劉はあたしのほうに近づいてきた。

「お待たせ、待った?」

「いーや、俺も今出てきたとこ。」

劉の身体は、予想どうりかっこよくて

綺麗に筋肉がついていた。

ホント、かっこいいなぁ・・・。

ってか、強そう。

「劉?どうしたの?」

「ん・・?何がだ?」

「ぼーっとしてるから。」

「・・・お前に見惚れてた。」

ぽろっと出てきた劉の本音に

あたしの顔は、すぐ真っ赤になった・・・と思う。

だって

めっちゃあっついもん。