「ハルちゃん達と、買い物して帰るから♪」

あたしが言うと

「わかった。家で待ってるから。」

と、劉もしぶしぶ納得してくれた。



「に、してもさぁ。」

「んー?」

「劉君って結構束縛するタイプー?」

ショッピングモールにて、

あたし達はそんな会話をしていた。

登校日と言っても

かるーく集まる程度なわけで

学校はすぐに終わってしまった。

「ねー。水着どうするー?」

「決まってないから、ハルちゃんと鏡ちゃんに付き合ってもらってんでしょーが。」

「優奈なら、何着ても似合うのにー。」

「そうですよ、羨ましいくらいです。」

「そんなことないってー。」

ハルちゃんと、鏡ちゃんのほうが

ずっと可愛いと思うんだけどなぁ。