「あたしがっ・・・あたしが傷つけたんだっ・・・。」

あたしは、泣いた。

涙が枯れるくらい、泣いて泣いた。

声が嗄れて、喉が痛くなっても

ずっとずっと泣き続けた。




どうして?

あんなにあたしを守ってくれた君を

あたしを大事にしてくれた君を

どうしてあたしは

傷つけることしか出来ないの・・・?


あたしだけじゃない

あたしの大事な人まで巻き込んで

傷つけて。

あたしはもう

何をしていいかわからない。


暗闇の中、あたしは目を閉じた。

この暗闇の中で

ずっとこうしてれば

いつかは楽になれるのかな・・・

あたしに生きる意味なんてあるのかな・・・

君を傷つけてばっかのあたしは

君の隣にいてはいけないのかもしれない。


“もう、死んだほうがいいのかもしれない”