「か、母さん達に見つかったらどうするつもり!?」

「夜中にヤるつもりだし。大丈夫だろ。・・・お前が声さえ上げなければ。」

「っ!?な、何それっ!もう、知んないっ///」

「んなに怒んなって。・・・ヤるってのは、本気だけど。」

赤い目をした劉は、あたしに悪魔の微笑みを見せた。

・・・ま、マジなんだ・・・。

今から、夜が心配になってきた・・。

てか、最近この手のパニックが増えてきた気がする。

そ、そりゃあ最後はその・・・

流れに任せてるあたしも悪いけどさぁ・・。

「優奈?何ニヤニヤしてんだ?〔笑〕」

「に、ニヤニヤなんかしてないし!///」

いきなり顔覗き込まないでよーっ!

びっくりするじゃん!

「その反応・・あーやしい♪何々?エロいことでも考えてた?」

「んなわけないでしょ!劉じゃないんだから!」

「俺は優奈のことしか、考えてないけど?」

「っ!?////」

あ”ーーーっ!///

なんでこんなこと、恥ずかしげもなく言えるの!?

あたしばっかり照れてる気がする・・・。


正直言うとね

あたし今まで、劉と口で勝ったことないんだよね。

いっつもあたしが目ぇ逸らして負けるわけ。

・・・流石に悔しい。