部屋について。

あたしは新たな疑問を持つ。

歩けないし、立てないなら

あたしはどーやって帰ればいいの?



「劉ー。あたし、どうやって帰るの?」

「俺が特別に“お姫様抱っこ”で帰ってやるよ。」

「ちょっ、恥ずかしいっ///」

「でも、歩けねーんだろ?」

「う、うん・・・。」

そう言われたらそうなんだけど・・・。

うん・・・

諦めるしか、ないのかな。

うん、しょうがない。

「・・・よろしく//」

「わかってるっての。」

「・・・ありがと//」

あたしは、少しだけ強く

劉の首に抱きつく。

照れて、上手くスキンシップ出来ないあたしだけど

コレなら、顔も見えないし?

・・・努力は、してるんだよぉ・・。