夢の中で見た君。

それから、数時間後・・・。

「わぁーっ!すごい人っ!」

「だな。流石って感じ。」

あたし達は、これまた人の多さに驚くことになる。

初デートの時もそうだったけど・・・

あたし達はよく人ごみに行くらしい。



「門!開いたよっ!」

「んじゃ、入るか。」

「うんっ。」

中に一歩踏み入れた時

劉が手を握る力を少しだけ強めた気がした。

「劉・・?どうかした?」

「お前、ちっちぇーから。すぐ迷子になりそうだと思って。」

「ちょっ、ひどっ。」

「ホントだろーが。」

あたしをぐいっとひっぱって

劉のそばに引き寄せられる。

「俺から、離れんなよ?」

「わかってるってば・・・///」

あたしは顔の熱さと

頬の緩みを抑えられないまま

劉の隣を歩いた。