ス○バにて。

「きゃーっ♪やっぱ美味しい♪」

「ですよねぇー。」

あたし達は、運よく窓側のゲットした後

コーヒーを飲んでいた。

うん、いいね。

この時間がいい。

「鏡ちゃんはさぁ・・。狐子といつから付き合ってんのー?」

「中2からですよ。突然あたしの前に現れたんです。」

「ふぅーん。それって・・困んなかった?」

「すっごく、動揺しました。抵抗もしましたよ。ありえないって思いましたし。」

「でも、好きになったんでしょ?」

「・・・止められない気持ちが、あったんです。」

・・・止められない気持ち、かぁ・・。

無意識にも

またあの男のことを考える。

あったこともない、あいつのことを。

「・・・優奈・・ちゃん・・?」

「ん?あっ、ゴメン。何?」

「いえ、ボーっとしていたから。」

「そうそう。またあいつのこと考えてたの?」

「ちょっ、ハルちゃんっ!」

な、なんてこと言うのよ!

もー・・・

ハルちゃんのばか。