「優奈ちゃん。」

「な、何・・・?」

「今、幸せですか?」

「・・うんっ。」

あたしはとびっきりの笑顔で

頷いた。



「劉の彼女可愛いじゃん。」

「だろ?」

「んで?もうヤったのかよ。」

「・・・昨夜。」

「うわっ。マジかよー。」

祥の奴、相変わらず直球だなぁ。

「お前だってヤってる癖に。」

「なんか文句あるかよ。」

直球な癖に、ちょー自信家だ。

「・・・お幸せに。」

「お前こそ。」

俺達はお互いの拳を

ゴツンっとぶつけた。