「んっ・・・?」

「お、起きたか・・?」

あたしは、ぱちっと目を覚ました。

「おはよ・・・。あれ・・なんで裸・・?ってきゃっ!」

昨夜のことを思い出して

ぼふっと布団の中に戻る。

「可愛い反応♪」

「もうっ・・・///」

「はよ。」

「・・・おはよ。」

恥ずかしい、恥ずかしい。

昨夜のことを思い出すと、身体から熱がでたように

熱くなる。

でも、なんでだろう

こんな優しい朝は、初めて。

こんなこと、初めてだ。

「優奈?」

「な、何・・・?」

「こっち向かずに聞けよ?」

「う、うん・・・。」

あたしは劉から、顔を逸らす。

その瞬間、後ろから抱きしめられた。

「優奈・・・愛してる。」

「・・うん。・・・あたしも。」

劉の腕の中で

あたしは囁いた。