************************** これが、ウチの過去。 「ウチの・・・せいなんや・・・」 わかってた。 今度こそ、ちゃんと事実に向き合いたい。 だけど遅すぎた。 何もかもが。 今のうちじゃ、もう向き合えん。 「くっそ・・・!!!」 うちがそう言って消火器を蹴飛ばした時だった。 「なんや・・・?」 教室から騒がしい声が聞こえた。 ウチは涙を拭いて、教室へと向かった。