「また、か・・・」 体育の時間。 着替えようとして、体操着を見る。 カッターでめちゃくちゃにされていてとても着れそうにない。 「・・・私の、予備貸してあげるねっ」 そう言って微笑んだ花。 「うん・・・、ありがとうな」 でもな 正直ウチは限界やってん。 そんなときに、あの言葉。