「・・・あっ、ごめんね・・・・・・・」
ショートボブの少女はよろけながらそう言った。
羽橋 花は、内気でおとなしく、
友達も少なかった。
「おいおい・・・
ホンマ、花はおっちょこちょいやなぁ」
うちは、そんな花の友達の一人だった。
「章ちゃん・・・
そんなことないもん・・・っ!」
そう言う声ですら、何処か弱々しくて。
うちは、そんな花とずっと友達でおれると思ってた。
ドンっ
「いってぇ・・・」
ヤバい。ボーっとしてたわ!
「あ、ごめんな」
うちはその女子にそう謝ると、自分の席に着いた。
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