教室に戻ると、教卓で陣場は震えていて。 羽橋 京華の机の上にはさあやがいた。 椅子には夏樹が腰かけている。 「お、章。花音。 終わったか?」 夏樹が携帯をいじりながら言う。 「おぉ! アイツ、便所の中に落ちよったわ!」 笑って答えるうち。 さあやは不機嫌そうにボロボロになった羽橋 京華の教科書を窓から投げつけた。 トサッ。 1階に落ちていく音が聞こえた。 うちは、 怖い、という気持ちを抑えて、さあやに言った。 「どうやってん、作戦A?」 するとさあやはため息をつきながら言った。