それでも羽橋 京華は振り向いてため息。 「くだらない。 これで強くなってるつもりなの?」 変色したカバンを持ち上げ、羽橋 京華はトイレから出て行こうとする。 「はぁ!? キモいしぃ!!まぢ死ねよ!」 花音がそう叫ぶことなんて耳にも入らないかのように。 ウチとすれ違って、羽橋 京華はトイレから出ていった。 なんで まだ、立ち上がるんや?