「無視・・・してんじゃねぇぞ!! ごらぁ!!」 夏樹が近くにあったロッカーを蹴り飛ばす。 「わっ、私は羽橋さん・・・が目ざわり・・・・だよ・・」 それを見て怖くなったのであろう。 女子生徒Aがそう答える。 「へーぇ、そぉなんだぁ?」 花音がそう言って女子生徒Aの頭をなでる。 するとたちまち、 「俺も!」 「私も!!」 共感の声は上がっていく。 さあやは邪悪な笑みを浮かべた。