「さ、時間もないし、早いとこ電車に乗らなきゃね」 「…ありがと…紫乃ちゃん」 やっぱり紫乃ちゃんは頼りになるっ‼ 持つべきものは友だね…なんてじーんとしていたら 「その代わり、今度修ちゃんとお食事デートのセッティングしてね♪」 最後にニッコリと可愛らしい笑みを浮かべて可愛くない言葉を紡いだものだから、思わずガクッと肩を落とした あーもう…本命はそっちか 「あはは…一応聞いてみる」 フフッと可憐に笑う紫乃ちゃんに苦笑いを浮かべて、私は漸く自宅を後にした