甘恋-secret love-

「僕が駅まで連れて行って、あげるよ。」

渉の笑顔と優しい行動に赤面した依流は、小さく頷くと手を繋いでいる手に返事を返すように、きゅっと力を込めていた。

そんな気持ちが伝わったのか、渉は自然と歩幅を依流に合わせていた。

月が二人を照らす中、運命の二人が出逢った瞬間だった。