君色の瞳




目を瞑れば蘇る、



まだ幼かった
あの頃のあたし。


そして、

目を開ければ思い出す、


あたしが今
生きているということを。




あたしの世界に色も感情も何もない。



でも、1色だけ色をつけるとしたら




それは







真っ黒。