森はOKした


その直後士央と呼んでほしいと頼んだ


だから森という名字を知らなかった


彼女は顔が似ているから俺らを間違え、俺らをぐちゃぐちゃにした


互いに顔が似ていることを悔やんだ


彼女が好きじゃなかったのに好かれていた俺


彼女が好きだったのに好かれていなかった森


小学校の俺らには、友達をなくすことはあり得ないくらい重荷だった