「あたしの過去を…全部、話すね…」




そしてあたしは、


紡技に


・春にぃがあたしを庇って死んだこと
・お母さんは春にぃの後を追って自殺したこと
・お父さんは春にぃが死ぬ前からたまにあたしに虐待してて、春にぃが死んでからそれが毎日になったこと


を、話した。


話してる間、ずっと紡技が抱きしめてくれていて


安心した。


あの虐待の光景がフラッシュバックしてきたけど


紡技が抱きしめていてくれたおかげで


震えずにすんだ。


でも…


この話を聞いた後じゃ、


もう…友達には…なってくれないよね…