命の花~神様、もう少しだけ~

「お義母さんが見てくれてるから、

大丈夫だ・・・

それより、今は真菜の傍にいたい」


「・・・ありがとう」


オレはその日の晩、

看護婦さんに頼んで、

完全看護なのにもかかわらず、

泊めさせてもらった。

・・・

少しでも長く、

真菜と一緒にいたかったから。