「ちょ…ちょっと待って。ドレスって…なんでそんなの買うの」
まさかそのために、依頼主は金を送ってきたのか。
手紙に、私のドレスを買えと?
「いーから。一緒にいちばん似合うの探すよ」
そう、ルトはとても楽しそうに言う。
その表情に、なにも言えなくなってしまった。
....一体ルトが受けたのは、どんな依頼なんだ。
私は、どういう扱いをうけているんだ。
訳がわからないまま、私達は大通りへ出た。
*
とにかく店に入ろう、とルトが適当に店を見つけ、そこへ入る。
店内には、ドレス専門の店らしく、派手な装飾の入ったドレスが立ち並んでいた。



