「元の世界には帰さん。絶対だ」 「な……っ」 「帰りたいのなら、娘を連れ戻すことだ」 王様はそれだけ言うと勇者を残しさっさと退室してしまった。 さて、残された勇者はというと――………… 「……えええええ――??」 頭を抱えて唸っていた。