あたしが嫌がってるのを見て分かんないのかよ!



あたしはその女をすっごい勢いで睨んだ。



「あの子睨んでるぅぅ。怖いぃ〜」



さっきの女が隣にいる女に言った。



ホントムカつくー!



あたしは拓のだって言ってんじゃないかよー!



「まやりー?怖い顔しないのー」



苦笑いであたしの隣にくる木葉。



「助けてよ、木葉ぁぁ」



あたしは木葉にしがみついた。



「そんな事言われてもねぇ」