そんな事を考えながらサイト内をうろついていると、新着感想欄に自分の作品名が表示されてるのを見付けた。
私はすぐに感想欄に飛んだ。余り感想の入らない私にとって、数少ない感想は本当に嬉しいものだった。
>更新分読みました!!
文章巧いし、ストーリーもこれからどうなっていくのか凄い気になります。
応援してますので、頑張って更新して下さいね!!
愛美
あ、最初に感想を残してくれた人だ。
もしこの人が感想を残してくれなかったら、もう辞めていたかも知れない。
私は直ぐに自分の感想欄にお礼を書き込み、愛美の足跡帳にも書き込みをした。
この2度目の感想がきっかけとなり、愛美の足跡帳で雑談を交わす様になる…
そういえば――
この愛美の感想欄に、サオリが書き込みをしていた記憶がある…
一体何の話をしていたのだろう?
私は日記を遡り、愛美とサオリの会話を追った。
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