管理人


私は個人的に、作家として活動を始めている。

その立場から考えると、当然何かの賞を受賞して書籍化するという事は、最終目標であると同時に限りなく名誉な事だ。

それを、忙しいとか飽きたとか、そんな事で簡単に放棄するとは思えない…
200ページ以上の長編小説を書くという事は、それだけ大変な事なのだ。


私は疑念を抱きながら、ミユキの作品の感想欄を読んだ…



確かに、突然1週間前から感想の返事が止まっり、そのままだった。

でも、それまでの書き込みを見る限り、飽きたとか書籍化を考えていないという雰囲気ではない。むしろ、狂喜しているという印象だ。


では、なぜ返信が無いのか?


>自殺したらしいよ。


以前見た書き込みが、私の記憶の底から甦る…
確かにそう考えると、今の状態の説明がつく。


…――いや、私は何て事を考えているのだろう。

そんな筈がない。
そんな筈はないのに、なぜかその事が頭から離れなかった…


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