「な、何これ…」
パソコン画面の、自分が書いていた特集の要約の最後に文章が追加されていたのだ!!
>唯は死んだ。
い、一体誰がこんな事を!?
フロア内を見渡すが、自分以外に人影は無い…
しかし、この文章を追加した人間が、必ずどこかにいるはずだ!!
私はフロアの電灯を全て点け、他の部署まで見て歩いたが、やはり人影は無い。
でも確かに、私のパソコンには私以外の誰かが書き込んだ文字が――
自分のデスクに戻った私は、パソコンの画面を見て足が止まった。
「無い…?」
ついさっき書き込まれていた文字が、全て消えていた!!
錯覚…だったの?
いや、錯覚などではなかった筈だ。
しかし、席を立ち戻って来るまでの間に人の出入りは全く無かった…
それに、既に自分自身でも忘れていた様な事の、幻覚や錯覚など起こすものなのだろうか?
私な自分の席に座り直すと、もう一度食い入る様に画面を見たが、私が書いた文章のままだった。
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