私はいつもの様にコンビニに寄り弁当を買って帰ると、日課の様にパソコンに電源を入れた。
しかし、今日は弁当を食べながら見るのは携帯電話の画面だ。
プロフィールの登録だけしかしていない状態だったので、続きを再開した。
やはり、小説を書かないと本当の意味で利用しているとは言えないだろう。
とはいえ、ケータイ小説に限らず小説なんてものを、生まれてこの方書いた事がない…
そういえば、学生時代に妄想していたストーリー…
あれを原案として、ファンタジー小説を書いてみるか。
しかし――
案の定、小説なんてものを書いた事がない私は、物の見事にタイトルと表紙を書いた時点で指が止まった。
「そうだ…」
週間ランキングの上位作品を読んで、それを参考にすれば良いんだ。
私は上位作品を読もうと携帯電話の画面をスクロールしていたが、指がボタンに触れてしまい新着の感想一覧を開いてしまった。
「意外と扱い難いなあ…
……え?」
私は偶然、感想一覧の中に気になる文章を見付けた。
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