まさか…ね。
一瞬脳裏に、感想欄で読んだ言葉が過る――
いや、そもそもケータイ小説サイトはリアルとかけ離れた場所だ。
仮に自殺していたとしても、その情報を作家が入手する事はまず不可能だ。
やはり、ただの噂か…
「そうだ…」
噂といえば、ミーティングからの帰宅途中、交通事故に遭ったという噂が飛び交っていた唯はどうなのだろう?
唯を作家検索し、足跡帳を兼ねた日記を開いてみた。
>おはよう!!
ちょっと忙しくてサイトに顔を出せなかったけど、元気だよ。
あ、書き込みあるじゃない!!
まったく、一体誰が帰宅途中に交通事故に遭って死んだのよ…
これだから、サイトの管理なんてやりたくないのよね。
暫く顔を出さないでいると、有名な作家にはすぐに妙な噂を流される。
妬み、それに怨みなんてものも原因なのかも知れないが…
しかし、こうして見ていると、特にアクセスが極端に減少する理由が見当たらない。
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