私は感想欄に書き込む事を止めた。
そしてプロフィールから、愛美がイラスト掲載用に作っているホームページにアクセスした。
愛美は小説は書かないが、時々挿絵を書いていたのだ。
私はホームページにあるメールを使って、携帯電話のアドレスで桃華の詳しい話を聞く為にメールを送信した。
感想欄の会話を見る限り、愛美はかなり詳しく事情を知っている様子だった…
メールを送信して5分程で、愛美からメールが届いた。
>こんばんは~
どうしたの、急にメールして来るなんて ?
桃華は直接知らないけど、リアル同級生の方とは仲が良いから結構詳しく聞いてるよ。
でも、何で?
隠していても会話が変な流になるので、私は秘密厳守を念押しして2人の受賞者が、同じ方法で自殺した事を話した。
>そうなの!?
実は桃華の自殺も、全く原因が分からないらしいんだよね。
ケータイ小説もだけど、私生活でも悩みとかも無かったみたいだし…
今日も普通に学校に来て、夕方一緒に遊んだらしいんだけど、帰宅して直ぐに――
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