黒猫*溺愛シンドローム~Plus~




「…お前。黙って聞いてりゃ、好き放題言いやがって!」


ついにダイスケ噴火。

そりゃ、怒りたくもなるよね。散々な言われようだもん。


「俺と歩には歴史があるんだよ!固い友情で結ばれてるんだよ!なぁ、歩?」

「う…うん?」

「だから、切られるのはお前のほうなんだよ!」


ふんっ、と。鼻息荒く言い放って、なぜか仁王立ちするダイスケ。


「はぁ?何言ってんの?歩くんが無理してつき合ってくれてるのがわかんないわけ?…だから嫌なんだよ、アンタって。」

「あ?」

「子供んときからすっげー嫌い。ついでに言えば、アンタの親父さんも嫌い」

「はぁっ?なんで親父まで出てくるんだよ?」


まだまだ続く、2人の言い合い。

なんかもう…まるで子供のケンカだ。低レベルすぎ。


「痛いって言ってるのに、無理矢理、俺の歯抜いたじゃん。」

「それは“歯医者”なんだから、当たり前だろ?」

「すっげー痛かったもん。1週間は腫れた!」


ほら…。って、ん?


「ポチの親って、歯医者さんなの?」