黒猫*溺愛シンドローム~Plus~




「歩くんはなんで、このちんちくりんと未だに友達でいるわけ?」



ナツメは続ける。

…今さらだけど、今日はずいぶんよくしゃべるよね。

生意気度も3割増しくらいになってるし。


「え?」


さすがの王子様も困惑気味のご様子。


「だってさ、不釣り合いじゃん。歩くんほどの人が、こんな…」


ちらっと、蔑むような目でダイスケを見るナツメ。


「昔から、チビだしバカだし調子いいし。外見的にもイマイチだし、歩くんの足引っ張ってばっかりじゃん」

「ナツメ…。そんなことないよ?ダイスケにだって、ちゃんと良いところあるし…」

「どこ?」

「え~と…」


ダイスケを見ながら、必死に考えている王子。

確か“幼なじみ歴13年”だよね?即答できないって、どうなの?

さすがにポチが気の毒だわ…。


「ほら、仲良くする意味ないじゃん。こんなのとは、さっさと手を切ったほうがいいよ。」