「ほら、ナツメ。ダイスケにちゃんと謝って」
「え~?なんで?
俺もカリンも何も悪くないじゃん。」
な~、カリン?なんて、ボールにじゃれつく黒いのに同意を求めるナツメ。
「だいたい、あれくらい普通は避けられるでしょ?鈍いコイツが悪いと思う。」
「…コイツだぁ?」
あ。ダイスケ覚醒。
「年上に向かってコイツ呼ばわり…。そのえらそうなところ、お前全然変わってないな?」
「そっちこそ、相変わらず“ちんちくりん”だよね。カリンもさ、小さすぎて見えなかったんじゃないの?」
「あぁ?誰がちんちくりんだ。あの頃はお前のほうがチビだっただろうが!」
「“あの頃は”ってことは、今はチビだって認めるんだ?」
「…っくそ!超ムカつく!」
……何だ、コレ?
この、目の前で繰り広げられている光景についていけない私。
この2人って、仲悪いの?
そもそも知り合いなの?
でも、そっか。
王子様とポチは幼なじみなわけだから、近所に住んでたナツメとは当然面識あるよね?
「だいたいさぁ…」

