「……」 昨日のもあってか、察してくれたような先輩は、「ちょっと待ってて」と言うと、オムライスのスプーンを置いて玄関先に行ってしまった。 ……え…? 腫れて…? 唇を触ってみると、痛くはないけれど…なんだか、強張ってる感じがした。 でも、なんで? なにかしたかな…? ぶつけたりとか? そういう感じで思考回路をぐるぐると巡らせていると、一点の考えに辿りつく。 「……っあ」