『いつか光のお嫁さんになりたいの!』 『そう。光君なら、お母さんも賛成よ』 そう言って、私の手を握ってくれた母。 もう亡き母。 『瑞紀なら可愛いお嫁さんになれるよ』 そう言って、私の髪を撫でてくれた父。 最近は会ってないな。 ねぇ、お母さん。 撤回する…。 私、光のお嫁さんになんかなりたくないよ? …絶対に!