ティアドロップ




『私の幼馴染みが最低だから、つい泣いちゃったんです』って……愚痴っちゃえばいいのに。



「……っ!!」


ボーっとしていると、道端で先輩が私の頬を両手で撫でている。

右の親指で、目の下を触れながら。



「痛い?」


「…い、痛くないです」



違う意味でイタイけど!!


ここ、道端だよ? 近所の奥さんも通学してる学生の子だっているよ!?

なにやってんの…マツ先輩!!