「そいえば、ずっと気になってたんだけどさー…」


「え?」



電車から降りて徒歩15分ほどの学校へ向かう途中。

隣で煩く喋っていた先輩が急に静かな声をだす。



「なん…ですか?」


なんかヤな予感がするんだけど…?




「……ひーちゃん、目…どうしたの?」