ティアドロップ




ぼそり、と呟いた。

初めはよく聞き取れなくて、少し立ってからボボボッ…と熱を帯びてゆく。



「っく……瑞紀、顔真っ赤!」



「そっ…そんなの、先輩のせいじゃないですか……! もう!!」




カァアッと火照ていく頬に、緊張で強張っていく身体。


ぎゅっと握り締めた手のひらに、変な汗が溜まってしまって気持ち悪い。