晴華「天音、、、電話しよ…」


「じゃかけるから。」



なんか胸騒ぎがした。
晴華がいつもと違うから。



晴華《…もしもし…》

《…なんで泣いてんの?なんかあったんだよな?》


晴華《…お母さんとか…お兄ちゃんにイロイロ言われて…ヒック…学校の事ヒック…自傷の事…アタシだって頑張ってるのに…ヒック……朝学校行こうと思って起きたらODしちゃって…リスカもして……我慢してたのに……イロイロ言われて…ムカついて……大好きなサッカーの事も言われて……でも…ヒック》


《晴華…いったん落ち着け。》

晴華《これでも落ち着いてるよ…ヒック》

《晴華……泣くなよ。お兄さんがリスカを理解しないのはただ認めないだけ。お母さんが怒るのは、晴華の事考えてるから。心配だから言うんだよ?》


晴華《でも、、、それでもいっぺんに言わないでほしい、、、》


《…それはしょうがない…》


晴華《あ、、、ごめん。お母さん帰ってきた、、、いったん切るね。》


ブチッ……ツーツーツー……


『晴華、、、お前は今1番辛い時期なんだよ。自分でイロイロ気づかなきゃいけない。』




晴華は泣いていた。
俺の言葉なんて届かないだろう。




〜♪

『んあ?…も。』

晴華《天音、、、電話してくれる?》

《わかった。かけ直す》



晴華、、、頼むから泣かないでくれ。


心の中で思った。


晴華《も。》


《あっ、、、も。パクったなーハハハ》

晴華《いいじゃん♪…今公園に来てる》


《えw寒くないのか?》

晴華《寒いよwぶらんこ乗りたくてw》


《うはwお前wwぶらんことかw》

晴華《んで、隣のぶらんこに青いヘルメットある!》


《…あー…それ俺w》


笑わせようと頑張った。

晴華《ぷwwこれ天音なのー?》


《おうwぶらんここいでくれよww》

晴華《ヤダー!だって少し揺れてるし!》


《俺頑張ったんだよw》


晴華《えー》



それから他愛のない話した。