塑羅はいつも笑顔だった。

侑羽の傍にいれることが
嬉しかったんだと思う。





楽しい毎日が続く―…




侑羽も俺もそう思った。




いつしか侑羽の前から"ありがとう"だけ残してこの世を去ってしまった塑羅



事故だった―…‥








侑羽は泣いただろう。
悲しかっただろう。
何度枕濡らしたのだろう
塑羅の名前を呼ぶ侑羽‥

辛かった。




ホントに辛いのは侑羽なのに…




なんの言葉もかけらんなかった…‥。