「私、身体弱いの」 そう言って相模に背を向けベッドに潜り込む。 「へぇー、そりゃ初耳だ。なら、俺様が診察してやろうか?」 ・・・あんた医者じゃないじゃん 身体が弱いのは嘘じゃない。 すぐ熱を出すし、風邪を引きやすい 子どもの頃からそうだったけど、家族の居ない私は誰もその事を気付いてくれる人が居なかっただけ そんなのにももう慣れたし 今は完璧―――仮病だし ギシッとベッドが軋む 相模は私の眠るベッドに腰掛け 少しだけ飛び出してる私の頭を撫でていた