でも、まだ言う勇気がない。 いつか、あたしが強くなって言える時が来たらちゃんと言うんだ… 知樹「愛実… 練習終わったら一緒に帰れるかな…?」 知樹先輩のお誘いにどう答えていいかわからなかったあたしに、知樹先輩は笑っていた。 知樹「それはいいって事だよね? 学校の近くの公園で待ってるよ…」 知樹先輩はそれだけ言って練習に戻った。