★悠介side★


ザッ・・・・・


俺の後ろの方で砂が擦れる音がした。そちらの方を向いてみると椿さんが倒れていた。


「えーっ!!」


俺は驚いて、変な声を出していた。そして、俺の足は椿さんのもとへと走っていた。


「椿さん!椿さん!」

倒れてる人に、どういう対処をするのかわからずただ、ひたすら彼女の名前をよんだ。




「華子!」

俺の横に、三島さんが座り三島さんも彼女の名前を呼ぶ。


「ちょっと、保健室に連れて行くの手伝って!」

「うす!」




三島さんにつられて返事してしまったけど俺、女の子おぶったことねーよ!!!!!