★乙姫side★



「断れるわけないよ・・・・・。」


再び顔をうずめた華子は、泣いているのかはなをすすっている。


「・・・・」



多分、華子はまだサッカーを諦めていないんだとおもう。
ずっとずっと我慢してきたんだ。



1年前に夢を絶たれ、
ずっとずっと我慢していたんだ・・・・・。




「華子。マネージャー・・・・引き受けなよ。」


私の言葉に華子は目を真ん丸にしていた。突拍子のない提案に驚いているようだった。






「・・・・・華子の夢、あの人達ならかなえてくれるって思わない?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・私の夢?」