「夕俟ね、動物の漢字や名前を付けて欲しかったって言ったのよ。“ライガー”とか“虎”とか大好きで」 「可愛らしいお子様でしたのね」 「それはもう可愛かったわ」 これ以上落ちる場所がないところまで落ちる2人を横目に、俺はラークに火を付けた。