(お胤を育てるのって簡単にはいかないと思っていたけど…マナ大丈夫かな?)




そんなことを思うあたしに降下してきたのは神崎さんの甘い声と淫らな唇。




「ん…ふぅ」
「寝呆けてても感じてはくれるんだ?嬉しいね」
「夕俟様?!」
「おはよ、俺様の“囚われ姫”」




その横ではニヤニヤ顔のマナ。
あたしの嬌声を聞いていたのだろう。