~刹那side~
ことが終わってからあたしは苦笑する。
ごろごろと汚れたベッドを行き来する。
ここで神崎さんは、あんなにも乱れて…そう思うといつものベッドも愛らしかった。
「やるよ」
そっぽを向いたまま神崎さんは小さな箱を差し出した。
ネックレス?ブレスレット?
そんな淡い期待を全て蹴散らす極上に甘い代物が箱から顔を出した。
ことが終わってからあたしは苦笑する。
ごろごろと汚れたベッドを行き来する。
ここで神崎さんは、あんなにも乱れて…そう思うといつものベッドも愛らしかった。
「やるよ」
そっぽを向いたまま神崎さんは小さな箱を差し出した。
ネックレス?ブレスレット?
そんな淡い期待を全て蹴散らす極上に甘い代物が箱から顔を出した。

