「ここが刹那の部屋?」
「そうよ」
「本と漫画で埋め尽くされてる」
「黙って?」




神崎さんを連れてきたのはあたしの部屋。
確かマナの部屋に敷き布団があったはずだと、それを引きずってくる。




「あたしこの布団で寝るからベッドどうぞ。おやすみ」




とはいえこの状況じゃおやすみなんて出来るはずもなく。